医療機関における診断治療や保健所、市町村における個別相談指導等の支援及び、個人情報の安全性の観点から、保健医療カードシステムの普及を図り、医療保険や介護サービス等の分野におけるICカード等の活用策について検討を進めている。現在、「保健医療カードシステム」の研究開発を実施しており、兵庫県淡路島の五色町や兵庫県姫路市での利用法の研究開発の成果を踏まえて、それをもとに平成6年7月にシステム導入・運用に当たってのガイドラインを各都道府県に示すなどの成果をあげている。今後は、全国的なカードとしての発展や、福祉情報も交えた多目的カードとしての発展が期待されている。